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2007年2月12日

伝説は夢のままに

Category: 雑記

X (わっしーの日記)にトラックバックを送りつつ記事を書きます。リンク先のエントリで X JAPAN は伝説のままで復活しないで欲しいということです。X JAPAN 復活の元ネタはこれかな。

(追記: トラックバック受け付けていなかったので送れなかった…)

X の場合はメンバーの方向性や思想がかなり違ってきてしまっている気がしますので、例え復活をしたとしてもファンが望むような結果はないと思います。日本における音楽バンドで BOφWY, X あたりは革命的であったという意味において伝説的なバンドの1つです。伝説となった一つの要因として比較的活動期間が短かったことが挙げられます。

音楽をやりつづけると革新性と普遍性の矛盾にさらされます。最初の成功のあと同じことをやりつづけるとマンネリだと言われる一方、方向性を変えると前の方が良かったと言われてしまいます。従って、活動が長ければ長いほど不利になります(ま、サザンや B'z のように偉大なるマンネリ?になってしまうというのも手ですが)。その点、活動期間が短いとマンネリの心配がないため革新性だけで勝負が出来、インパクトが強く残ります。

復活をする場合、ミュージシャン側の音楽に対する考え方が変わる一方でファン側はかつての印象をひきずっていることが多いように思われます。その結果、やっぱり復活をしなければ…という結果に至ることが多い気もします。例えば伝説のロックバンドの1つである Led Zeppelin はジョンボーナムの死を持って、その活動に終止符を打ちました。その後 Zep 自体の復活はないのですが、ボーカルのロバートプラントとギターのジミーペイジが組んでアルバムを2枚ほど出しました。ベースのジョンジーがいないにしても Zep の復活か!とかなり期待されていたのですが、その期待とは大きく異なる作品でした。この例だけを挙げて語るのもいかがのものかとも思いますが、インパクトが強ければ強いほどファン側は妄想も大きくなりますので成功はしないような気がします。

私の場合の全盛期の時にリアルタイムで見ていたかったミュージシャンは

■ ガロ
■ 頭脳警察
■ 憂歌団
■ レッドゼッペリン
■ ジミヘンドリックス
■ エディーコクラン
■ マディーウォーター
■ チャックベリー

ん〜挙げればきりがないな。本当はロバジョンとかサニーボーイウィリアムソンとかいいたいですが戦前だとさすがに非現実的だから一世代前くらい前に生まれていればというところで挙げるとこんな感じ。

ちなみにバスケットボールで言えば私はマジックジョンソンの全盛期が見たかったかな。リアルタイムで見たのはオールスターでゲスト的に呼ばれたものなので。

伝説かどうかはさておき「あぁ〜誰々が全盛期の時にリアルタイムで見たかった」という思いはいつの時代もあるのだと思います。従って我々の一世代後の人達もきっと同じことを言うのだと思います。一番悔しいのは全盛期が過ぎた頃にその良さが分かった場合ですね。

最後に、わっしーさんを否定するわけではないのですがロックは1950〜60年代が過渡期で70年代に完成したと思っているので、個人的に X は伝説ではないんだよなぁ。確かに格好いいしいい曲多いけど。もちろん80年代以降もプログレ、ヘビメタ、パンク、グランジなど進化を続けてはいるのですが、革新的というよりもむしろ出来上がったものに肉付けをするか変化をつけるかそぎ落とすかでしかないと思っています。懐古主義と言われればそれまでかもしれませんが、50年代の電化された楽器が主流になって3コードのブルースからロックンロールやロカビリーを経てロックに至るまでは相当革新的であったと思います。もちろん、その時代に生きていたとしてロックが好きであったかどうか分かりませんが、好きだったとしたらプレスリーがはまったようにアーサークルーダップ、エディコクラン、チャックベリーの音にワクワクしていたでしょう。

新しい楽器が出来ること、もしくは新しい音を生み出すことが出来ることが最も革新的な音楽が発生しやすいのですが(例: テクノ)、ラップ等も含めてやり尽くした感があるので今後、革命的な音楽が生まれることが想像できないなぁ。まぁ、想像できないからこそ革命的なのでしょうけど。

投稿者 kato : 2007年2月12日 03:27

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